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2006年12月21日 (木)

美の殿堂・笠間日動美術館

笹目宗兵衛商店さんのお話 11

 笠間日動美術館は、かなり作品の充実した美術館です。つまり小さい美術館のつもりで滞在時間が短い予定で訪れると残念な気持ちで帰ることになるので、ゆっくり時間をとって予定したほうがよいと思います。

昭和47年(1972)に日動画廊創業者によりゆかりの地、笠間に創設されたこの施設は、本館・東館・西館・野外彫刻庭園から成り、本館・西館は常設展示館として、当館所蔵の国内、外の名品、作家のパレットや自画像、アンティーク人形などが展示されています。

まりもままは、車で伺いましたが、かさま周遊バスを使えば美術館の前で下してくれます。館内の順路は、距離的には広くて足が疲れる人もいるかもしれませんが、表示が大変見やすく、ゆったりと散歩しながら眺めることができます。(休憩場所もいくつか点在しているので、休み休みのんびり回るのがおすすめです)

東館は企画展示館として、年間7~9回の展覧会を行っています。これまでに、「モネ展」「ルノワール展」「マチス展」「シャガール展」をはじめ多くの展覧会が開催されました。

常設は佐伯祐三、梅原竜三郎らの貴重な作品も展示され充実の内容です。すごく幅のある所蔵作品群だと思います。画家たちが使っていたパレットのコレクションも見どころですし、創立者である長谷川仁・林子夫妻の使っていた遺品も多く展示され、世界の芸術家たちと親交のあったご夫妻の暮らしぶりを知ることが出来ます。

ミュージアムショップも若手アーティストのデザインしたグッズなど、面白いものが沢山売られていて、見飽きません。

特にいいなあ、と私が思ったのは・・・野外彫刻庭園です。ここには日本を代表する作家の彫刻が20点、庭園の中に設置してあります。風にざわめく竹林の道を抜けて散策しつつ、それらの彫刻をのんびりと眺めて回っていると、平日の昼間だったせいでしょうか。笹の葉の落ちる音が聞こえてきそうに思うくらいの静寂を感じて、いい感じでした。作品の質は同等もしくはそれ以上でしょうけれど、格調高く、有名アーティストたちの名声が伝わってくるような敷居の高さを感じる銀座の日動画廊とはまた違った趣です。

この落ち着いた佇まいの美術館は、たくさんの旅行者をはじめ、多くの美術ファンに愛されており、年間数十万人の来館者があるそうです。

笠間日動美術館http://www.city.kasama.ibaraki.jp/Kankou/nitidou.htmlhttp://www.nichido-garo.co.jp/museum/

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