蔵コンサート(天満敦子さんのこと)
笹目宗兵衛商店さんのお話 6
まりもままと笹目宗兵衛商店さんとの出会いは、天満敦子さんのヴァイオリンによる、蔵コンサートでした。(「すきすき♪お酒日記 茨城笠間の蔵元行き!続編」参照)
天満敦子さんは・・・ご存知の方も多いと思うけれど、今日本で一番有名かつ、チケットの入手が最も困難な人気演奏家の一人です。簡単にご経歴をご紹介すると・・・
6才よりヴァイオリンをはじめ、小学生時代、NHK・TV「ヴァイオリンのおけいこ」に出演、講師の江藤俊哉氏に資質を認められて音楽家への道を目指し、芸大在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞、楽壇の注目を浴び・・・。
大学院修了後、内外でコンサート活動を展開。その間、海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・クレッバース氏など内外の名人・巨匠にその才能を愛され、永年にわたって親身の薫陶を受け、1992年初夏、「文化使節」として訪れたルーマニア公演は空前の成功を収めた。この訪問を機縁に彼女が日本初演を果たした薄倖の天才ポルムベスクの遺作《望郷のバラード》は、クラシック界では異例の大ヒット曲となり、彼女の名声を不動のものにしたと言われています。
朝日新聞朝刊に1998年7月から1年間評連載された小説「百年の預言」(著/芥川賞作家高樹のぶ子)に登場する情熱の女主人公相馬充子(そうまみつこ)は彼女がモデルです。使用のヴァイオリンはアントニオ・ストラディヴァリウス晩年の名作。
そんな天満さんと笹目さんの出会いを会長さんにお聞きしてみました。
「ヴァイオリンコンサートはもう8年目だそうですね。天満敦子さんとの出会いはどういうものだったのですか?」
「天満さんの叔母様が私の大学の先生だったのです。その方がよく笠間に来てくださっていまして。日動美術館でヴァイオリンコンサートがあり、天満さんが演奏してくださった時に『うちの蔵でも弾いてくださらないかしら』と叔母さまを通じてお願い申し上げたところ『酒蔵だったら、弾くわ!』とご快諾いただきまして」(笑)
「お酒がお好きな方なのですね。」
「そうなのです。しかもちょうど天満さんが来て演奏してくだった翌年にうちのお酒が全国の観評会で金賞を取りまして。それ以降、記念に天満さんのお名前のお酒を造り、販売させていただいているのですよ」
へえええええ。名ヴァイオリニストと日本酒蔵との出会いがそういうものだったとは。お酒の縁は人の縁。なかなかにいいお話ですねえ。
そういえば天満さん、蔵コンサートのとき「お酒もさぞかし喜んでいい味出してくれると思います。ふふふ」って、本当に嬉しそうに言ってらっしゃいました。情熱の女流ヴァイオリニストに愛され、その力強い音色を聴かされて熟成した笠間の美味しい日本酒。皆さんもぜひ一度味わってみませんか?
蔵コンサートの開催時期などの詳細は、笹目宗兵衛商店まで、お問い合わせください。
http://www.matsumidori.com/
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